舘そらみのオトコミシュラン

2017年は、セブ島か東京に居ます。

【報告会開催】12時間人に見られ続けることは、やはりとんでもないことだった。

あれはまだ半袖では肌寒い時期のこと。

朝の9時から夜の9時まで道端で人に見られ続ける、というものを行ったのでした。

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当時の告知フライヤー(撮影:田中真柚子、デザイン:小瀧万梨子)

 

やろうと思った思いに関しては、色々書いた。

どうしてもやりたい!って思って、自分がその結果何を感じるのか知りたくて

そして「世の中が人の目にがんじがらめになっている気がする」出どころが知りたくて。

soramidate.hatenablog.com

 

そうして実際に、やってみたのだ。

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ハチ公前で始まり、ラブホ街に行ってみたり、大学構内でやってみたり、丸の内に行ったり秋葉原に行ったり。

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車内で始めたときの「うわ、狂人と乗り合わせた!」とサーッと引かれる感じはきっと忘れられないし、

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「よーし、見つめますよ!」と満面の笑みで見つめてくれる人もいた

 

予想をしていた以上に、私の心は千々に乱れ、

最終地点(地元の駅前)が終わった夜の21時、私は

「宇宙に辿り着いた!!!」

と謎の言葉を叫んだ、大真面目に。だって、宇宙に辿り着いちゃったんだもの

 

見られて見られて無視されて、

その目線の1つ1つと葛藤して、無視される悲しみと向き合って、

どんどん”見られたくない場所”を選んで行って、

「みんな死ね!」なんて気分になったり仏のような気分になったりして、

あまりにも感じたことないものばかりだった。

感じたことのない数の目ん玉は、とんでもない思いをくれた。

 

そんな1日を、哲学者である清水友輔が私の心理状況を分析し続け、舞台美術家である坂本遼が見られ方を工夫し、フォトグラファー田中真柚子ドラマターグ山田カイルが記録し続けてくれた。

 

本来なら、終わってすぐさま報告レポートとか出したかったんだけど、私の怠惰で(オイ)今になってしまってたら、

 

この度、観劇三昧下北沢店さんに声かけいただき、報告会をすることにあいなりました。

バンザーイ!バンザーイ!

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私自身執筆時期なこともあり(マジヤバイ)あまり準備ができず、本当にざっくばらんな報告会にはなるかと思いますが、

 

哲学者清水氏と舞台美術家坂本氏と共にあの日を振り返り、

実際どんなことが起こり変わっていったのか、ツブサに語ってみようと思います。

ありがたくも、無料トークイベントとさせていただいたので、是非とも。きてちょんまげ。

 

「ねぇ見て。見てみて。見られてみるから。」
  ~ 人間観察における哲学的人体実験の報告会 ~

登壇者:舘そらみ(実験台)、清水友輔(哲学者)、坂本遼(美術家)

日時:9月25日(月)  19:30~20:30 

会場:観劇三昧 下北沢店
    東京都世田谷区下北沢2-9-2 ZIP155ビル2F
公式ツイッター@hitonoshisen(人の視線)入場無料。予約不要だけど、ここからも登録できる。

 

 

「オラ、強くなりたいんだ!」と、仲間たちと12時間公道で立ち続けます。

色々お話したいことが溜まって来ているので、書くのも良いけど直接話す機会があったらいいのになあとか思っている。

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2月2日朝日新聞デジタル

【掲載】

週刊SPA!「いま、女たちが「都合のいい男」を欲しがるわけ」

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